廃止ではなく、あえて「改革」を選ぶ。成長の通過点としてのコンテスト『水コン』に込められた思い【お茶の水女子大学】

/違和感ポイント/「『改革』という選択肢を取ることで、ルッキズムやジェンダーを考える場所として、議論の場に水コンがなって欲しいという思いがあります」 【連載第三回】連載「ミス・ミスターコンって何がダメ?もう一度考えてみませんか?」では、昨今のコンテストを巡る議論・懸念点に向き合いながら、大学内におけるコンテストのあり方

何者でもない一人の男性が綴った「女性の生きづらさ」。なぜ多くの人の心を打ったのか?

/違和感ポイント/2021年3月にnoteで1万いいねを超える大反響を巻き起こしたエッセイ。執筆者の男性は、なぜ“当事者”ではない問題について発信しようと思ったのか。そしてなぜ多くの人の心に届いたのか、その理由に迫った。 7分だけ時間をつくって読んでほしいエッセイ 「かわいいね」ーー日常生活で何気なく使われ、褒め言葉と

「すべてのイラン人女性のために」日本から世界に向けて呼びかける、12人の思いとは?

/違和感ポイント/「11歳で警察に捕まった」「捕まった甥と連絡が取れない」「当事者かどうかは関係ない」 2022年10月1日、東京・渋谷で「東京デモ:イランの人々のために(以下:デモ)」が、在日イラン人有志により開かれ100人近くの人が集まった。 頭髪を隠すスカーフ「ヒジャブ」を適切に着用してないという理由から、イラン

「性と気候変動は繋がっている」生理をタブー視する環境で育ったKyokoさんに起きた雪崩。地球にも自分にも優しい選択、できていますか?

/違和感ポイント/「セクシャルウェルネス」「性教育」「気候変動」の三つのテーマを軸にSNSなどで発信を行う kyoko_ordinaryさん。Kyokoさんが活動を始めたきっかけとは?なぜエシカルコンドームの発信活動を行っているのか? 「性と気候変動は繋がっている」 セクシャルウェルネス、性教育、気候変動の三つのテーマ

脱毛?女性に対する「美の呪縛」

/違和感ポイント/中国から日本に来た18歳の年、日本の女子高生のすねや腕に「毛」が全くないことに気がついた。電車に溢れる脱毛を促す広告ーー。その光景は、毛深い自分への自己否定的な感情の一因となっていった。「美」は誰によって定義されているのだろうか? 脱毛した女こそ「女らしい」 18歳になった年、大学留学のために中国から

「上野千鶴子が好きなタイプの東大女子か。俺は嫌い」沈黙しないでいること、水滴からコップ満杯の水へ

/違和感ポイント/「高学歴女子=扱いづらい」や「女性は、優秀であればあるほど嫌われやすい」というジェンダーにおけるダブルスタンダードが指摘される。2021年の東京大学における女子学生の比率は、全体の24.2%。東大に通う友人に放たれた心無い言葉から、違和感を発信し続けることの大切さを学びました。 「いかにも扱いづらい東

家事が得意な男性は変?「男の本能」だからしょうがない?日常に感じる違和感。「フェミニズムは女性だけ問題ではない」

/違和感ポイント/日常生活での友達の何気ない一言や、当たり前のように存在する風潮に感じる違和感。「フェミニズムはバイアスというフィルターを外すこと」と考える大学生・Onさんに、フェミニズムとの出会いとこれからの向き合い方を聞く。 ※以下には性暴力に関する記述があります。 フェミニズムは「女性」だけの問題なのか? 日本に

「何歳になってもミニスカ履きたい」。20代でエイジズムに悩み始めた…年を重ねることが怖い私たちから提案です!【Yomcottメンバー雑談会】

/違和感ポイント/ある日突然、「自分の顔が老けた」と感じた。女は若い方が価値があるのか…?年齢に関する偏見や差別がある中で、どうしたら、自分らしく生きていけるのでしょうか。エイジズムに悩むYomcottの大学生メンバーが、語り明かしました。 「エイジズム」とは、年齢に対する偏見や固定観念(ステレオタイプ)か

「京大女子は結婚できない」高学歴女子の呪縛。日本と海外で感じた「フェミニズム」のギャップ

/違和感ポイント/「結婚したら専業主婦になる」と思っていた京都大学4年生のミナミさん。自身が過ごした海外での生活と日本での大学生活で感じた「フェミニズム」のギャップについて話してくれました。 「結婚したら専業主婦になると思っていた」 京都大学4年生であるミナミさん(仮名)は、中・高校を海外で過ごし、インターナショナルス

「ルッキズムは嫌」と言いながら、ナンパで自己肯定感を上げている私。

/違和感ポイント/容姿だけで評価されることに辟易しているのに、落ち込んだ時に自己肯定感を上げてくれるのは、ナンパされる時の容姿に対する評価だった。 先日、友達が所属する大学のダンスサークルの引退公演を見に行った。普段の明るさを舞台上でも発揮して、楽しそうに踊っている友達の姿に心が癒された。 その公演を期に引退するメンバ