「桜」はなぜカミングアウトしたのか?映画『カランコエの花』から考えるアウティングとの向き合い方
/違和感ポイント/短編映画『カランコエの花』の上映会に参加した後に、アウティングについて考え始めた。自分たちには遠い話に聞こえる一方、実は日常生活で起こりうる出来事でもある。筆者もLGBT当事者として、他の人にアウティングされたことが何回もある。複雑で難しい問題でありながら、私たちにできることはきっとある。 あの事件か
/違和感ポイント/短編映画『カランコエの花』の上映会に参加した後に、アウティングについて考え始めた。自分たちには遠い話に聞こえる一方、実は日常生活で起こりうる出来事でもある。筆者もLGBT当事者として、他の人にアウティングされたことが何回もある。複雑で難しい問題でありながら、私たちにできることはきっとある。 あの事件か
/違和感ポイント/セクシュアルマイノリティの当事者だからといって、自分と異なるセクシュアリティに理解があるとは限らない。 マイノリティが一丸となって社会を変える。LGBTという言葉が浸透し始めた昨今、同性婚の合法化に向けて活動する当事者のグループが、ニュースで報道されるようになった。周りと少し違うせいで、差別を受けた苦
/違和感ポイント/2019年に高校卒業して日本に来た私にとって、「東京レインボープライド2022」は参加した初めての大規模LGBTQ+イベントだった。楽しかった三日間となった一方、問題もたくさんあると感じた。 No Rain, No Rainbow 中国で中高一貫で全寮制の学校を通っていた私にとって、2022年の4月2
/違和感ポイント/Rainbow Reel Tokyo 2021で上映された、香港の高齢男性同性愛者の生活を描く映画『叔・叔』。ゲイコミュニティの中でさえ周縁化されてきた高齢男性同性愛者。これまで語られてこなかった彼らの物語をより多くの人に伝えるために、私は自分の考えを書き起こしてみることにした。後編では、家父長制社会
/違和感ポイント/LGBTQ+に対する法整備が不十分とされる日本社会において、同性カップルを婚姻に相当する関係と認める「パートナーシップ制度」が全国的に広まっている。パートナーシップ制度ができた背景、法律の問題とは?個人がLGBTQ+当事者のために何ができるのか? OECD諸国で同性愛に対する受容度を比較した時、日本の
/違和感ポイント/髪の毛の長さで当てはめられる「ジェンダー」。好きな髪型で、ありのままの自分で、生きていくと決めるまで。 短髪からの解放 わたしが通っていた高校は校則が厳しく、男子生徒は丸刈りに近い髪型にするという校則があった。 短い髪型が好きではなかったわたしは、親に散髪へ行かされる度に「せっかくいい感じになってるの
/違和感ポイント/Rainbow Reel Tokyo 2021で上映された、香港の高齢男性同性愛者の生活を描く映画『叔・叔』。ゲイコミュニティの中でさえ周縁化されてきた高齢男性同性愛者。これまで語られてこなかった彼らの物語をより多くの人に伝えるために、筆者は自分の問題意識を書き起こしてみることにした。筆者の考えを伝え
/違和感ポイント/付き合うならセックスするのが普通。セックスしないのは愛情が足りないから。恋愛感情と性的欲求がまとめて語られる社会に対しての違和感。 「恋バナ」は好きだけど「下ネタ」は苦手 私は性的な話をされることが苦手だ。たぶん小学生の高学年のころからあまり良い印象を持つことはなかった気がする。そうした話題を振られた
/違和感ポイント/「恋愛するのが当たり前」「恋愛の話をすれば打ち解けられる」恋愛感情を持つのに時間がかかるデミロマンティックにとって、恋愛は当たり前じゃないし、話せるネタもない。そんな今の世界は生きづらい。 この投稿をInstagramで見る デミロマ会議🌈(@demiromakaigi)がシェアした